事件後約2年が経過してから家庭連合関係の報道も大分落ち着いてきました。たまに裁判の結果が出た時に流れたり、全国弁連が声明を出すぐらいで、多少落ち着きを見せています。

最近は全国で信教の自由を守るシンポジュウムが開催されたり、九州ではデモ行進がなされたり地道な草の根活動が行われています。

私自身としては、先日現役信者に対する取材をしたいと依頼されてそれを受けた事があります。私は初めて実際にとあるテレビ局に赴き約2時間くらいカメラの前で話しました。

その時のテレビの企画は、ほぼ間違いなく批判的な内容になるのは分かっていたので、現役信者の肯定的な声なんて言うのは99%使われないだろうなとは思っていました。

案の定それは放映されること無く終わりました。

私は内心警戒していて、マインドコトロールを受けていると噂されている信者に対してどんな対応が待っているのかと内心ビビってましたが、しかしそこで待っていた人は非常に気さくに話をしてくれてインタビューしてくださった方やテレビ局の周りのスタッフは、大分接しやすくて非常に助かりました。

テレビの報道はほぼ批判的になるのは分かっていながらあえて、取材を受けた理由は、今まで現役信者の声と言うものは聞かれること無かったので、これはある意味チャンスと捉えました。たとえこれが使われなかったとしても、信者である私と直接会って話した人たちに、信者がどんな人間なのか少しでも分かってもらえたらなと思ったからです。

百聞は一見に如かずと言いますよねSNSでは名前も顔も分からないのであること無い事言い放題です。もしそれで心が大変な方は思い切ってSNSを削除してしまいましょう。一番大事なのはリアルであった人達ですからね。